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iPadアプリ、近日リリース

  学教員なる「商売」は、ある意味で非常に気楽なものです。その気になれば人と付き合わなくてもいいし、まして人に頭を下げなくてもやっていける。ただし、それでは全く大成できず、ひたすら落ちこぼれていくことにもなる。そんな剣が峰の稼業です。

  文系の場合、誰かと共同作業をすることは、ほとんどありません。一緒に本を書くといった場合でも、それぞれの担当章を書いて、あとはそれをバインドするだけ、といったことが珍しくありません。隣は何をする人ぞ、といったところです。

  そんな自分がチーム作業、まして小説に関わることになるとは思いもよりませんでした。2月中旬、iPadアプリ『
佐門准教授と12人の哲学者』がリリースされます。タイトル通りテーマは哲学、なかでも政治哲学で、完全オリジナル書き下ろし作品です。このなかで、文章を担当しています。

  とある五流大学の政治哲学准教授のもとに、授業に出てこない一人の女子学生が呼び出されるところから話は始まります。ひたすらマイペースで「空気が読めない」政治哲学者と、猪突猛進の悩める女子学生。そして二人の会話に割り込んでくるのは、既にこの世を去った哲学者たち。政治哲学の冒険が始まります。

  今回は、全6章の完全版リリースに先立って、第1章のみの抜粋版となっています。第1章のテーマは「自由とは何か」。ジョン・ロック、イマヌエル・カント、ハンナ・アレントの三人がそれぞれの見地から、政治哲学初心者の女子学生に自由の意味を説いていきます。

  ファンタジー的要素を盛り込みつつ、政治哲学が学べるものを、ということで引き受けたものの、小説的要素と学問的要素の融合に悪戦苦闘の連続でした。しかし、その甲斐あって面白いものができたと思います。なにより、たなか鮎子さんのイラストが全体の雰囲気を格段に盛り上げてくれています。

  個人的なことで言えば、専門でない領域で仕事をするのは、大学業界で白眼視の対象。ますます落ちこぼれる可能性も、無きにしも非ず。その意味では、「政治哲学の冒険」以上に私自身にとっての大冒険になります。果たして、結末やいかに?



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iPad用の電子書籍アプリを作りました![佐門准教授と12人の哲学者]


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